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・  PS2で見えるDVDビデオを作ろう 2004/03/28

 ネットでDLした動画や、TVキャプチャーボードで撮った動画、昔ビデオで撮った動画などをPS2で見れるように、DVDビデオ化をしましょう。初期型PS2で見れるようにするとほとんどのDVDプレイヤーで 見れるはずです。

 以下の説明は、WindowsXPにて行っています。この作業には、HDDが10GBくらい必要になりますので、HDDの空き容量を確認してください。

1.用意・準備するもの

 <動画>
 拡張子が[avi]・[mpg]の動画が対応します。DivX形式やXviD形式の動画も利用できます。変換にあたり、その動画のコーデックが必要になるので、必ず再生できる環境にしておきましょう。 動画が長いと画質の劣化を招くので、2時間くらいを目安にしましょう。
 →「コーデックの導入方法」

 <DVD-Rドライブ>
 DVDを記入するするのに必要で、DVD−Rに書き込みが出来ればどのドライブでも大丈夫だと思います。「+R」形式は、初期のPS2では、再生が出来ないようなので、汎用性の高い「−R」形式で行いましょう。

 <DVD−Rメディア>
 書き込むためのメディアですが、上の理由で「−R」形式を利用します。コスト的にも「−R」の方が値段が安いです。安物メディアでは、PS2では、再生時に読み込みエラーを起こしやすいので(安物メディアで は途中で読み込めず動画が停止する)あまり安物はすすめません。確実に成功すると思われるのは「太陽誘電」のメディアが良いと思います。1枚300円くらいですが確実性があるのでお奨めです。一般のDVD プレイヤーやPCでは、安物メディアでも読み込みエラーはほとんど起こらないと思います。

 <TMPGEnc>
 動画をDVDビデオのMPEG2形式にしてくれるフリーソフトです。ビデオCD製作をするときのMPEG1形式にすることも可能です。MPEG2形式にする機能は、30日間のみの試用と なっていますが機能制限はまったくありません。製品版の「Plus」を購入すれば完全利用が出来るシステムになっています。
 →「TMPG Enc Net」 「DownLoad」の「TMPGEnc 無料版ダウンロード」を利用しましょう。

 <TMPGEnc DVD Author 体験版>
 MPEG2形式動画を利用して、DVDビデオの元になるデータを作ります。簡単操作で、DVDのメニューを製作できる大変便利なソフトです。体験版なので、30日間の試用となっていますが 機能制限はまったくありません。気に入れば購入してください。
 →「株式会社ぺガシス:ダウンロード TMPGEnc DVD Author 1.5」

 <DVD書き込みソフト>
 DVDに書き込むソフトは何でもいいです。DVDドライブを購入時に付属していたソフトで十分なのでそれを用意してください。

ワンポイントアトバイス
 試用するソフトは、30日間のみの利用になります。もう少しソフトを吟味してみたいと考えている人は、「AppMagic」を利用すると、 使用期限を延長させることが可能です。しかし、悪用厳禁です。気に入れば必ず購入するようにしましょう。

2.MEPG2形式に変換する。

 動画をDVDビデオのMEPG2形式に変換する方法を説明します。この作業時間はPCの性能に依存します。P4 1.5GHzで2時間動画が約5時間程度かかります。出かける前や、寝る前 に実行しておくと良いと思います。動画がもともとMPEG2形式の場合はこの作業を省いて次の作業に移ってください。

 @動画を再生してみる。

 このとき動画が再生できないようだと、ファイルが壊れている可能性(この場合はあきらめてください)、コーデックが導入できていない可能性(この場合は「コーデックの導入方法」を 参照してください。)があります。見れるように対応してください。
 動画のファイルを右クリックして「プロパティー」を表示して、「概要」タブを選んでください。(右図を参照)
 「幅」と「高さ」の数値をメモします。
 
 A「TMPGEnc」を起動する。

 起動すると右図のようなウィザードが表示されます。
 
 初期型PS2では音の形式が「MPEG-1 LayerUオーディオ」形式だと音が出ません。そこで、赤丸のところを「リニア PCM オーディオ」を選びます。リニアPCM形式にすると、オーディオ データが大きくなり、動画に容量が割けなくなり、画質が劣化します。初期型PS2で再生しないのなら、「MPEG-1 LayerUオーディオ」を選ぶと良いと思います。
 
 青で囲んでいるところの説明をします。
 先ほど動画のプロパティーで調べた「幅」と「高さ」の比をだします。つまり、640×480なら4:3、640×360なら16:9となります。
 4:3なら「NTSC」、16:9なら「NTSC (16:9)」を選択します。これを選び間違えると、画像が縦に引き伸ばされた画像になったりします。もし、正確な値にならない場合は、近い方を 選ぶと良いです。

 「次へ」を押す。
 
 B動画を選択する。

 右図の赤丸の「参照」を選び、動画を選ぶ。自動的に音声も選ばれる。音声を別のものにしたいときは改めて選ぶと良いです。

 赤線のアスペクト比を先ほどの比のものを選ぶ。4:3なら「4:3Display」、16:9なら「16:9Display」を選ぶ。

 「次へ」を押す。

 「フィルターの設定」が出来るが、素人には難しい上、時間がかかるのでここは「次へ」を押す。

 「ビットレートの設定」で、自分の好きな大きさにする。あまりサイズを小さくすると画質が悪くなるので気をつけること。「予想ファイルサイズ」や「%」の数値を変えるくらいにしておく。

 「出力ファイル名の指定」で、出力先を選択する。
 「直ちにエンコードを開始する」にチェックを入れて「OK」を押すとエンコード(変換)が始まります。
ワンポイントアトバイス
 「続けてプロジェクト作成し〜」にチェックを入れるとはじめの画面に戻り、次の動画を設定でき、連続して複数の動画を自動的に変更するときに利用します。長時間家を空けるときなどに 利用すると、自動的に複数の動画を変更してくれるので便利だと思います。

 
 Cエンコード

 エンコード開始すると、5〜6時間はかかります。この間にPCを利用することが出来ますが、利用すれば利用するだけ、エンコードに時間がかかるので触らないようにしましょう。

ワンポイントアトバイス
 ・「エンコード後に、シャットダウンする」にチェックを入れると、エンコードがおわると自動的にPCの電源を落としてくれるので大変便利です。

 ・「設定」の「プレビューの設定」「表示しない」を選ぶと、少しだけエンコードの時間が短くなります。

 ・エンコードが途中で失敗して、ファイルが4GBのところで停止している場合があります。これは1つのファイルが4GBを超えられないという壁に当たっています。
 WindowsXPの人は、 「FAT16・32からNTFSに変更する方法」を参照してください。
 WindowsXP以外の人は、「ビットレートの設定」で4GB以下にするか、「出力ファイル名の指定」で、「映像と音声を別々の〜に出力する」のチェックを入れると4GB以下になる可能性が あります。
3.DVDビデオを製作する。

 先ほど製作したMEPG2の動画を利用して、タイトルやメニューなどを製作します。「TMPGEnc DVD Author 体験版」は非常に簡単にメニューを作ることが出来る上に、動画メニューなどの 本格的なことまで出来るすばらしいソフトです。使用方法はこのソフト自体にとてもわかりやすいヘルプ説明書がついているのでそちらを参照してください。

4.DVDビデオの完成。

 製作したDVDビデオのデータをDVDメディアに焼きます。焼くソフトは何でもいいです。「TMPGEnc DVD Author 体験版」の中に焼くソフトも一緒に入っていますので、それを利用するのも良い と思います。

 焼き方は、製作した「VIDEO_TS」・「AUDIO_TS」フォルダーをそのまま焼けばいいです。「AUDIO_TS」フォルダー内は何も無い場合が多いですが、気にせずそのまま焼けば完成です。

コメント

 初期型PS2にこだわってここでは述べました。DVDプレイヤーが家庭に浸透してきたとはいえ、ほとんどPS2といえます。しかも、最近のPS2になって初めて、SONYがDVD再生を保障するように なりました。つまり、発売初期のPS2はSONY製のDVDソフトの再生は保障するけど、それ以外のDVDは保障していないということです。発売当初は、DVDも見れるし、PSのゲームも 出来るって言っていましたが、実はあれは「うそ」ですね。はっきり言って詐欺だろ?って言いたくなりますよね?ちなみに、PSのソフトも動かなくても保障はしないとのことですよ。最新のPS2の ゲームで、初期型のPS2では動かない場合もあるとのこと。ここまできたら全部回収して作り直せって言ってやりたくなりますね。すぐに壊れるしね。
 っていつの間にか内容がおかしくなってきたので元に戻すと、つまり初期型のPS2で再生できるように作れば大体のDVD再生機で、再生できるはずと考えたからです。そうすれば、 どこでも動画を見ることが出来るはずって考えました。だからPS2にこだわってみました。
 ちなみに、私はDVDプレイヤーは持っていますが、PS2は持っていませんので、出来たDVDを試さしてくれた知り合いには感謝です。